使 い 方 ( 詳 細 編 )

「ファイル焼却」の使い方について

お使い頂く前に : お読みください

焼却方法の設定 : ファイルの上書き方法、フォルダの削除方法を設定

ファイルの削除 : ファイルを上書き後に削除

フォルダの削除 : フォルダ内のファイルやサブフォルダを上書き後に削除

ドライブのクリア : ドライブの空き領域を消去

イベントソースの登録 : Windowsログを使用できるようにする

コマンド起動 : DOSコマンドで起動しファイルやフォルダを削除


■お使い頂く前に(お読みください)

このソフトは、ファイルを完全削除するためにファイルを上書きしてから削除しますが、磁気ディスクと半導体ディスクでは特性の違いにより効果が異なります。


磁気ディスクの場合

◊データをアナログ的に記録していますので、上書きしても上書き前の磁性が少し残っています。それで、複数回上書きすることで元のデータがより判別困難になります。

◊上書き回数が増えれば、それだけ時間がかかります。


半導体ディスクの場合

◊データをデジタル的に記録していますので、1度の上書きで元のデータは消失します。それで、通常は上書き1回でOKです。

◊また、NAND型フラッシュメモリを使用しているSSD(Solid State Drive)やUSBメモリ等は、書込み回数に制限があります。 そのため、上書きを複数回行うと記憶媒体の寿命を縮める要因にもなります。

◊一部の半導体ディスクでは、ファイルを上書きする時は物理的に別の領域に書き込む装置もあります。 この様なディスクに対しては上書きしても元の領域にデータが残っていますので、上書きによるファイル消去は意味がありません。


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■焼却方法の設定: ファイルの上書き方法、フォルダの削除方法を設定


①「ファイル焼却」を起動し、メニューの ファイル(F) → 焼却方法の設定(E) をクリックする。

ファイル焼却 焼却方法の設定


②削除前の上書き方法、フォルダの削除方法を選択し、[閉じる]ボタンをクリックしてください。

上書き方法

Type1 : ゼロ(0x00)で上書き

Type2 : 1回目は乱数で、2回目はゼロ(0x00)で上書き

Type3 : 1回目は乱数で、2回目は1(0xFF)で、3回目はゼロ(0x00)で上書き
米国陸軍準拠方式(AR380-19準拠)

Type4 : 1回目は0xAAで、2回目は0x55で、3回目は乱数で、4回目はゼロ(0x00)で上書き
米国国防総省方式(DoD 5220.22-M準拠)


フォルダの削除方法

例えば、C:\temp フォルダを削除する場合、次の2通りの方法があります。

◊フォルダ名は残す : C:\temp フォルダの内容は全て削除し、C:\temp フォルダは残す。

◊フォルダ名も削除 : C:\temp フォルダの内容は全て削除し、C:\temp フォルダも削除する。


焼却方法の設定ダイアログ


③メイン画面のプログレスバーの左に表示されるローマ数字(Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ)が、上書き方法を表します。

ファイル焼却


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■ファイルの削除: ファイルを上書き後に削除

①「ファイル焼却」を起動し、メニューの ファイル(F) → 削除ファイルの選択(F) をクリックする。

ファイル焼却 削除ファイルの選択


②削除するファイルを選択(複数選択可)し、[開く(O)] ボタンをクリックする。

削除ファイルの選択ダイアログ


③削除確認ダイアログで [はい(Y)] をクリックする。

削除確認ダイアログ


④選択したファイルが削除されます。削除を中止する場合は、[中止] ボタンをクリックしてください。ただし、既に削除済みのファイルは元に戻りません。

ファイル焼却 削除完了



(備考)途中で中止したり、エラーがあった場合は、次の表示がされます。

途中で中止した場合

削除中止

エラーがあった場合(♣)

削除エラー



♣エラーがあった場合、メニューの ファイル(F) → 削除エラーの表示(M) でその内容を確認できます。


エラー内容の確認


♣また、エラーは、Windowsログ(アプリケーション)にソース名 Eraser で記録されます。
但し、VistaとWindows7の場合、メニューの ファイル(F) → イベントソースの登録(R) を一度実行しておく必要があります。 ⇒ イベントソースの登録


イベントログ


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■フォルダの削除: フォルダ内のファイルやサブフォルダを削除

①「ファイル焼却」を起動し、メニューの ファイル(F) → 削除フォルダの選択(L) をクリックする。

ファイル焼却 削除フォルダの選択


②削除するフォルダを選択し、[OK] ボタンをクリックする。

削除フォルダの選択ダイアログ


③削除確認ダイアログで [はい(Y)] をクリックする。

削除確認ダイアログ


④選択したフォルダ内のファイルやサブフォルダが削除されます。削除を中止する場合は、[中止] ボタンをクリックしてください。ただし、既に削除済みのファイルは元に戻りません。
なお、選択したフォルダ名のみ残しておくかを設定できます。⇒ 焼却方法の設定

ファイル焼却 削除完了



(備考)途中で中止したり、エラーがあった場合は、ファイル削除と同じ表示になります。


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■ドライブのクリア: ドライブの空き領域を消去

ドライブの空き領域全体にデータをまず書込み、その後、書き込んだデータを消去することで空き領域をクリアします。なお、空き領域が大きいとかなり時間がかかります。
途中で止めたい場合は[中止]ボタンでいつでも止めることができます。


①「ファイル焼却」を起動し、ファイル(F) → ドライブの空き領域を消去(D) をクリックする。

ファイル焼却 ドライブの空き領域を消去


②空き領域の消去方法を選択する場合は、[消去方法(C)] ボタンをクリックする。
既に設定した消去方法で実行する場合は、⑤ に進んでください。

ドライブの空き領域の完全消去


③空き領域の消去方法を選択し、[閉じる] ボタンをクリックする。

Type1 : ゼロ(0x00)で書き込む

Type2 : 1回目は乱数で、2回目はゼロ(0x00)で書き込む

Type3 : 1回目は乱数で、2回目は1(0xFF)で、3回目はゼロ(0x00)で書き込む
米国陸軍準拠方式(AR380-19準拠)

Type4 : 1回目は0xAAで、2回目は0x55で、3回目は乱数で、4回目はゼロ(0x00)で書き込む
米国国防総省方式(DoD 5220.22-M準拠)


ドライブの空き領域の完全消去


④選択した番号が、画面のプログレスバーの左にローマ数字(Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ)で表示されます。

ファイル焼却


⑤消去するドライブを選択し、[消去実行(E)] ボタンをクリックする。

消去するドライブを選択


⑥消去確認ダイアログで、[はい(Y)] ボタンをクリックする。

消去確認ダイアログ


⑦選択したドライブの空き領域が消去されます。
中止する場合は、[中止(S)] ボタンをクリックしてください。

ファイル焼却 削除完了


◊消去処理が進むと次のメッセージが表示される場合があります。
表示された場合は、×をクリックして表示を閉じてください。

ディスク領域不足



(備考)消去用の一時ファイルは、選択ドライブのルートディレクトリに Eraser_tmp1 という一時フォルダを作成(Eraser_tmp1 が存在すれば、Eraser_tmp2 等を作成)し、その中に一時ファイルを複数作成します。 なお、一時ファイルのサイズはドライブの書込み速度に応じて随時変化します。
そして、空き領域全体に書込みが終了した時点で削除されます。 また、途中で中止した場合も、それまでに作成した一時フォルダや一時ファイルは削除されます。

消去用一時ファイル


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■イベントソースの登録: Windowsログを使用できるようにする

VistaやWindow7 及びWindows 2008の場合、イベントソースの登録を一度実行する必要があります。 未登録の場合は、Windowsログに記録されません。なお、WindowsXPやWindows 2003の場合は、自動で作成されるので登録は不要です。
作成されるイベントソースは、Windowsログ → アプリケーション → Eraser になります。


①「ファイル焼却」を起動し、ファイル(F) → イベントソースの登録(R) をクリックする。

ファイル焼却 イベントソースの登録


②ユーザーアカウント制御ダイアログで、[はい(Y)] ボタンをクリックする。

ユーザアカウント制御


登録できた場合

登録完了

既に登録済みの場合

既に登録済み



(備考)イベントソースの登録には、ファイル焼却プログラム(Eraser.exe)と同じフォルダに イベントソース登録プログラム(CreateEventSource.exe)が必要です。実行プログラムのみをコピーし、このプログラムがない場合は、次のエラーとなります。

イベントソースの登録プログラムなし


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■コマンド起動: DOSコマンドで起動しファイルやフォルダを削除

起動時の引数に、削除するファイルやフォルダを複数指定できます。 削除対象のパスが空白を含む場合は、パスの前後をダブルクォテーション(")で囲ってください。(例 "C:\My Doc\temp")
また、削除対象をテキストファイルに書込み、そのファイルを削除リストとして指定することもできます。削除リストは先頭にアットマーク(@)を付けて指定します。


方法① 削除するファイルやフォルダを引数で直接指定する。(引数は複数指定可)

[構文] ファイル焼却プログラムのパス  削除ファイル・フォルダのパス  . . .
[例]  C:\temp\Eraser.exe   C:\temp\DMY_05\SKB_1104   C:\temp\DMY_05\調査.xls

削除対象を引数で直接指定


方法② 削除リストを指定する。(引数の先頭に @ を付けます。複数指定可)

[構文] ファイル焼却プログラムのパス  @削除リスト  . . .
[例]  C:\temp\Eraser.exe   @C:\temp\削除リスト.txt

 削除対象リストを間接指定


削除リストはコマンド実行前に作成しておきます。
・コメント: 一文字目がシャープ(#) or シングルクォテ-ション(') or セミコロン(;)
で始まる行をコメント行とします。
・削除対象: 削除するファイルやフォルダをフルパスで指定します。
・間接指定: 削除リストを指定する場合は、パスの先頭にアットマーク(@)を付けます。
・備考①: 指定したファイルやフォルダが存在しない場合、無視し、処理を継続します。
・備考②: 削除リストがループしている場合は、無視し、処理を継続します。

削除対象リスト


方法③ DOSコマンドなので、方法①、方法② で行った操作をバッチでも起動できます。

バッチ起動


◊方法①~③とも、指定したファイル・フォルダが削除され、完了すると、すぐに画面が閉じます。
なお、途中で中止する場合は、[中止(S)]ボタンをクリックしてください。

削除処理中 削除完了 画面が閉じる


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